ハウツーを読みたがる

 

ハウツーを読みたがる癖がある

今ではやめてしまった趣味として囲碁を小学生高学年くらいまでやっていたが

思えばその時から、よくハウツー本を買っては読んでいた

親に誕生日プレゼントは何が良いか聞かれた時に、「囲碁の本」とまで答えたほどだ

僕より圧倒的に強かった子の家まで行った時に、囲碁の本が全然なくてびっくりした記憶がある

全く無いわけじゃないが、本棚に一段という位だった

彼は、ほぼ実践のみで腕を磨いていたのだ。その子の上達法は至極まっとうだったと今にして思う。

では今はハウツーを読まないかと言うと、そんな事は無いから癖であり性格なのだ

ギターの弾き方、エッセイの書き方、果ては生き方まで。そんなもん人に教わってどうすんだって突っ込みを自分に入れたい位だ

でもやたらめったら突っ込んで行き止まりにぶつかるより、先に見通しを立てて行けそうな道を探したほうが何となく効率良い気がするんだな。ハウツー派の意見としては。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

ビスマルクも言ってたし

ただ一つ気をつけようと思うのが、下手に知ってしまうせいで損やデメリットが段々見えてきてその場から動けなくなる事。つまり何も考えない馬鹿の方が良い。もっと言えば普段はあれこれ考えておいて「いつでも馬鹿になって行動できる」状態が理想

肝心な時に行動できないようじゃ、ハウツーなんて読まない方がまし。でも読む。好きだから