ビジネスこそアート?
ビジネスこそアート
ぼくの哲学より
- 作者: アンディウォーホル,Andy Warhol,落石八月月
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1998/08
- メディア: 単行本
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ずっとビジネスとアートって相反するものだと思ってたんだけど
こんな文が
病院にいた時は事務所のスタッフがちゃんとやってくれて
僕なしで動いてたから、これが活動商売なんだなと思った
それが分かって嬉しかった
その頃すでに商売が最高のアートだと思うようになっていたからね
な、なるほどな
この人の中ではビジネス=アート。この発想はなかった
まぁこの本自体、嘘だか本当なんだか分からない所あるけど
作品をリサイクルし、人間をリサイクルし、ほかのビジネスの副産物で
自分のビジネスができる
実際、競争相手のビジネスの残り物を使って出来るんだよ
だからとても経済的。そして一番おもしろいやり方ね
理由は今言ったように、残り物というのは本来おもしろいから(p128)
この「人間をリサイクル」って怖いな
サンプリングとかにも通じる概念
「アートは手間暇をかけるべき」みたいな考えと真っ向から対峙してる
現代アートビジネスより
ギャラリストの小山登美夫さんの本です。アート市場の成り立ちについて学べます
クリエイターの人にもおすすめ
「良い作品なのに売れない」というアート関係者は多いですが
「良い/悪い」「好き/嫌い」と「売れる/売れない」は全く別の話なのです
つまり、どんな作品でも、交換が成り立てばマーケットができ
お金の流れが生まれる
この認識が出来た事がアメリカ旅行の一番の収穫でした(p36)
今でも名前が残ってるのは、「物好き」がいるから
悪くても「売れる」可能性
あ、シャッグスは好きですよ
良い悪い、好き嫌い=主観的な話だけど
売れる売れないは厳密に「数字」
だから他人にも伝わりやすい
俺は、売れる/売れないというより
もうちょっとみんなに聴いて欲しいかな。その工夫はしたい
それだけ
ビジネスがアートかどうかは知らん
でも宣伝やマーケティングにはクリエイティブな側面があるかも分からんな
あともう一個引用しておきます
矛盾しているようですが、商業主義と距離を置くことで
逆にものすごく高い価値を生むのもアートなのです
商業主義を拒否することによって
商業価値が上がってしまうことがあり得るのです(p、82)
芸術ってむずかしいな!
アートコーナー
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画質悪い感じが何とも言えん