読書ノート「新しい音楽とことば」

主に作詞、歌詞にフォーカスした濃いインタビュー集
それぞれ屈折や矛盾があってその上に方法論が成り立ってる
メロディ(サウンド)と歌詞の関係とか、歌唱法とか、時代とか、ビジネス的な事とか
そういった事柄に日々自分と向き合って思考を重ねる事が大事なんだと思った
そうすれば作品に思考の跡のような物が自然と浮かびあがってくるんじゃないかな。って誰か言ってた気がしたw
迷った時に読むことで、ぼやけてた自分のやりたい事も見えてくる事がある
羅針盤として手元に置いておきたい本

個人的には若旦那のインタビューが一番筋がしっかりしてて
方法論もちゃんとあってプロ意識が高かったように感じた。ちょっと引用

じゃあ、それをどうやって商品にして売っていくかってときに、詞だったら単語が重要。
そこにファッション的な要素を入れていったり。昔だったらポケベル、ちょっと前だったらケータイ、今だったらiphone
連絡手段の進化に合わせた言葉をしっかりと入れる。あとは、今っぽいサウンドを使うこと。
ただ、先を見すぎちゃいけないし、後を追ってもいけない。
しっかり自分を出せて、流行よりちょっとだけ先のものをトレンドとして出していく。それさえやっていけば、今の歌になる


明確すぎて言う事なかったw
あとやくしまるえつこも必見w

前作も当然面白い