14歳の俺へ ―池田晶子「14歳の君へ」

 

14歳の君へ―どう考えどう生きるか

14歳の君へ―どう考えどう生きるか

 

 面白かったなぁ。耳が痛すぎたw

でもこの面白さは今だから面白いと感じる事かも

ホントに14歳の俺が読んでも面白いとは感じないかも知れない

 

君が本当の君じゃないから、君にはいつまでも本当の友達ができないんだ

人に嫌われたくない、好かれたいというその思いが、君を本当の君でなくしているんだ。だって、人から好かれようが嫌われようが、人が君をどう思おうが、君は君でしかないじゃないか。本当の自分じゃない君に、どうして本当の友達ができるだろう。

(中略)

ありのままの自分なんか見せたら、嫌われるかもしれないって?

かまわないじゃないか。ありのままの君が嫌いな人とは、友達にならなければいいだけじゃないか

 

 友達の数はステータスでも何でも無い

無いんだけど・・・「いじめ」にも触れて欲しかったな

変わりモノはいつだって好かれるか嫌われるかの2択

 

嫌いなものを無理に好きになろうとするのは、好き嫌いにこだらるまいとして、逆に好き嫌いにこだわっているんだ。でも、好き嫌いは好き嫌いとして、どうしても存在する。それなら、それはそれとして認めてこだわらないこと、これが「愛」というものなんだ。

 

 なんだこの明快な定義はw

イラっと来たからってクレームを入れてはいけない

それで壊れるのは自分自身

 

哲学が日常に近いレベルで落とし込まれてて痛快。哲学書なんて読める気しないしw

考え続ける人生は、それはそれで苦しい人生だと思ったりもするんだけど

 

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